技術情報

Technology of Fujidenolo

フジデノロは、長年培ってきたお客さまニーズにお応えする精密・精緻な加工技術に加えて、技術革新の速い産業機械や医療技術を独自の視点で支え、また切り拓くべく新たな価値を生みだす独自技術の開発にも力を注いでいます。また、技術重視に偏らず、デザイン性や機能性、ユーザーベネフィットを常に取り入れた上での新しい技術開発を続けています。

鮮度センサシステム Freshness Sensor System

特徴

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鮮度センサシステムとは、水産物(主に魚肉)の抽出液1滴で魚の鮮度を評価測定するセンサシステムです。

従来、魚の鮮度測定の方法は、取扱いに注意を要する薬品や高速液体クロマトグラフィーなど大型の測定装置を用いる必要があり、水産物の生産・流通・消費の現場で容易に測定できるものではありませんでした。また、従来の測定方法では24時間以上経過した水産物の鮮度測定に有効な方法とされてきました。流通システムが発達した現在、水揚げ(生産現場)から24時間以内に消費地に届ける事も可能になってきています。そこで、当社は生産・流通・消費現場で簡便かつ迅速に評価することができる携帯型の鮮度測定システムを開発いたしました。これにより、生産・流通・消費の現場で経験や勘のみに頼ることなく、鮮度評価を可能にし、より水産物の付加価値の担保へつながると考えられます。この鮮度センサシステムは、(独)水産総合研究センター中央水産研究所、筑波大、フジデノロ(株)の3者にて共同開発いたしました。

鮮度測定システムとは

  • 魚肉の抽出液1滴で評価可能なセンサチップ
  • 流通の現場で使用可能な防滴型の携帯型ATP測定
    ※ATP:アデノシン-3-リン酸。ATPは水揚げ後、数時間単位で変化する
  • 煩雑な作業を必要としない簡便かつ迅速(約10秒)に魚肉抽出液が得られる圧搾抽出器
  • センサチップに機能を付加し、美味しさ、従来の鮮度指標K値等も測定可能
    ※K値:ATPの分解産物の比率を数値化したもの。水揚げ数時間単位での変化が少ない。
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